視野を広く持ってチャンスを掴む

文学部
日本文学科
2025年3月卒
山崎 萌々夏さん
もともとは地元の公務員志望でこの大学に入学しました。そんな中興味本位で博物館学の講義を受けていくうちに学芸員という仕事に魅力を感じるようになりました。古文書や絵巻物をはじめとした学芸員でなければ触れられない史料を取り扱っていくと、来館者側の視点では伝わってこない史料の奥の深さに惹かれました。
また、日本文化史演習では現地調査に赴き、地域の人との交流を通じて古文書調査のやりがいを実感しました。このような経験から、将来的な選択肢の一つとして学芸員を考えるようになりました。
最近では、学芸員の募集も増え博物館だけでなく、市役所や企業など様々な形態での採用があります。私が希望していた地元の市役所の学芸員募集も今年から始まったもので、先生方のご助力のもと内定をいただくことができました。
どんな人にもチャンスがあると思うので、視野を広く持って情報収集を欠かさないことが大切です。